2010年5月2日日曜日

火山灰の脅威

巷はGWでどこに行っても大変な賑わいです。周辺道路や駐車場待ちの家族連れの姿も目に映ります。

新幹線や空の便、大混雑の様ですが、つい先日の欧州アイスランドで発生した大規模な火山の噴火では、欧州を中心に経済にも産業にも大きな影響を与えたと同時に、日本においても対岸の火の粉ではない事も感じました。

大噴火後の空の交通マヒは経済にも大きな影響を与えました。観光客やビジネスマンの足を止め、日本の自動車メーカーは、欧州製の空気圧センサーが部品が調達出来ず、国内の生産ラインを停止させた工場もあったようでする

海外からのブラント衣料や医療用の検査薬の輸入にも影響がありました。こうしてみるとどの産業においても“物流”の大切さが身にしみる訳で、欧州での大噴火も人事ではありませんね。

国内においても、この春の日照不足や気温の低下により、野菜は高騰し品不足に陥りました。

我が故郷“熊本”の名産の「スイカ」もこの季節が一番美味しいととされています。梅雨を迎えると水分を多く含み過ぎて美味しくないし、日照時間が短いと甘みが出て来ないのです。

しかし、今年は母の話しだと「いつもより発育が遅れているからまだ贈れない」と言っていました。

火山噴火も我が国の春の低気圧も「対岸の火の粉」では無いですね。