消費庁が、食品中の“トランス脂肪酸”含有量の自主的な表示を企業に求め、今夏にもガイドラインを策定する見込みだ。
以前のブログ「美しくやせるには」の中にも書きましたが、飽和脂肪酸やコレステロールを増長させるケースがあり、美しくやせる為にはNGて言われています。
このトランス脂肪酸、マーガリンやショートニングなどの原料である植物油が固形化する工程で生成します。また、これらの加工食品にも多く含まれています。
欧米の研究では、悪玉コレステロールを増やし、善玉コレステロールを減らし、多量に摂取すると心疾患のリスクを高めると言います。
WHO(世界保健機構)とFAO(国連食糧農業機関)の共同研究では、摂取量を1日あたり総エネルギー摂取量の1%未満とする様に勧告しました。
日本では、欧米各国に比べてトランス脂肪酸の摂取量は少ないと言われていますが、消費者庁の誘導で政治主導でこの動きが早まっています。
①消費者への情報提供の充実
②企業の自主的低減策と情報開示
③飽和脂肪酸やコレステロールの情報開示要請
④表示義務化への検討
年々欧米化する日本の食文化も、飽食の代障として損なわれる健康は今後の国民生活において大きな問題になります。
つい昨年までは私も大好物だったトランス脂肪酸。やはり美しく生きるには摂りたくない食品ですね。