2010年5月6日木曜日

資源・エネルギー外交

様々なメディアでは、「普天間基地移転」問題について、首相を始めとする与党の対応について議論が彷彿していますが、我々が気に掛かるもう一方の外交問題が「資源・エネルギー外交」です。

ここでキーワードになるのが“東南アジア”と“環境先端技術”です。

先ずは、1つめのキーワード“東南アジア”ですが、リーマンショック後の経済をけん引する中国、インドの台頭、資源・エネルギーの需要の伸びは著しいもので、経済成長そのものを表しています。

また、アジアでの中国・韓国・日本の通貨統合や経済統合の流れが現実のものになった場合は、世界の経済に大きな影響を与える可能性があります。

我が国日本が今の現状でそのイニシアティブを取れるかの議論は別として、2つ目のキーワード“環境先進技術”では、日本が大いに貢献出来る可能性を秘めています。

昨日開幕した上海万博でも、日本の企業は“環境先技術”を大きくアピールしており、各国の注目を浴びています。

太陽光発電・風力発電を始めとする再生可能エネルギーの技術、スマートグリッド技術などは代表的な技術てせす。

このチャンスを逃すと日本は大きく他国から水をあけられ、ますます世界経済の中で孤立する可能性があると感じざるを得ません。

しかし、我々業界の守備範囲である“廃棄物処理”は相変わらず日が当らず、ますます国民の視野から外れているような気がするのは私だけでしょうか?