2010年5月7日金曜日

母の日

「母の日」・・・日頃の母の苦労を労い、母への感謝を表す日。

5月の第二日曜日が日本では「母の日」に当たります。皆さんは「母の日」にはどのようにおすごしでしょうか?

私の母は、故郷の熊本で兄弟や親せきに囲まれて楽しく暮らしていますが、横浜と熊本の距離は遠く年1、2度会えるかどうか?というところです。

さて、母の事は別の機会に話しするとして、この「母の日」に関して目についた話題「母親になるのにベストな国ランキング」*NGOセイブ・ザ・チルドレンの調べによる

第1位は“ノルウェー”で、上位には北欧の各国が選ばれています。ここでも幸福度の高い北欧が高い位置を占めています。

我が国日本はというと2006年の12位以来、年々順位下げ、今年は32位(昨年は34位)でした。

どのような基準で選ぶかというと、「産婦死亡のリスク」「女性の平均余命」「男女間の給与所得の比率」「産休・育休制度」「女性の国政・政治への参加」「5歳未満の子供の死亡率」など15の項目を指数化し比較しています。

では、北欧各国が上位を占める理由とは?(ノルウェーの場合)

・政治男女参加比率を一定割合にする制度(クオータ制)
・上場企業役員の40%が女性(女性役員割当制度)
・男女の賃金格差が少ない

と言ったような、「女性の社会参加と子供の健康と教育は将来的に国や経済成長に貢献するものと期待され、国家レベルで守られている」ことが理由のようです。

また、2010年4月27日に内閣府が発表した「国民生活選好度調査」によると、「自分が感じている幸福度」を10点満点とすると、北欧デンマークが8.4点、日本は6.5点と発表されました。

この報告によると、国民が幸福感を高めるために政府に求めることとして「安心して子供を産み、育てることのできる社会の実現」(64.9%)があげられています。

この様考えると、やはり母親の大切さを再認識するとともに、子供を産み・育てるということが将来の国家にとってどれだけ重要なことか分かりますね。

母の日にあたり、その有難さを実感する話題でした。たまには電話しなきゃ。