2010年9月5日日曜日

9月5日は何の日

9月5日は、「クリーン・コール・デー」です。ご存じでしたか?

地球環境保全、地球温暖化防止が叫ばれる中、我が国のクリーンな石炭利用技術が注目を浴びているようです。

日本の一次産業が利用する一次エネルギーの約2割を補っている“石炭”。

当社のように、“廃棄物由来の燃料”をつくっている企業としてみれば、競争相手となるのかもしれませんが、世界での採掘量、使用量と比較しても相手になるはずもありません。

うまく石炭と廃棄物由来の燃料を抱き合わせる事で、利用する企業にも、周辺環境にも好結果を及ぼすものと考えます。

石炭は、原油のように限れた地域での産出ではなく、世界的に様々場所にあり、その埋蔵量も豊富にあります。

また、コストの面に関しても生産量と需給量のバランスが取れており、比較的に安定したコストであることも言えます。

さらには、近年の環境対策技術の著しい向上により、SOx、NOxなどの有害物質の除去にも成功しています。

厳しい国際競争環境の中、我が国の“クリーン・コール技術”によって、電力、鉄鋼、製紙をはじめとする一次産業の復興を期待したいと思います。

経済回復の柱として“環境技術”があげられていますが、その分野に関しても“クリーン・コール技術”では、日本は他国を大きくリードしています。

我々が進める“新燃料”と、環境技術に優れているクリーン・コール技術とで、経済復興と環境保全の両立を果たしたいものです。

「クリーン・コール・デー」・・・1992年4月に制定。他の化石エネルギーよりもco2の発生が少ない石炭のクリーンな利用技術を推進し、そのPRを行うことを目的とする。