当社インターンシップの池田君の成果発表会が昨日開催されました。
先日インターンシップを終了した阿曽君が営業系であるならば、池田君は事務系になります。
が、今回の成果発表に関しては事務系の枠を大きく超え、“技術系”と言ってもよいほどの出来栄えでした。
内容は、「廃プラスチック由来燃料のボイラー利用における塩化水素の腐食防止および廃プラスチック由来燃料のボイラー利用における燃焼効率の向上について」でした。
池田君に当社から課した課題は、「廃プラスチック類由来燃料(フラフ燃料)に関する“品質管理のマニュアル化”」でした。
我々の業界は得てして“経験則”に大きくたよるところがあり、また、その経験則が大変信頼のおける精度でもあります。
しかし、それを社内で定量的に平準化した仕組みに育てているかというと、恥ずかしながら大変不十分なものでした。
池田君の報告は、動機・目的に始まり、経過やサンプリングの結果、その後の考察→課題、方向性の提案まで、すこぶる論理的にかつ“現場を重視した”ものに出来あがっており、当社の期待を超えるものに仕上がっておりました。
もちろん、所属する企画開発グループ小西マネージャーをはじめとする、周辺の指導の成果でもあります。
池田君は、見かけは大変地味でおとなしそうに見えますが、その人としての根底にある“信念”“忍耐力”“やり遂げる力”は相当強いものを持っています。
今後、インターンシップ終了後も当社に残り、学業、就職活動も両立させながら当社に貢献してくれることとなりました。
将来“起業家”としての夢もあるようですので、われわれも全力でサポートしていきたいと思います。
先ずは6か月間のインターンシップお疲れ様でした。