過去30年間での「年代別昇進者選択基準」の傾向。
1980年代・・・経済成長(バブル)
「外向き、挑戦的」
「型破りな人」を登用するトップの存在
1990年代・・・バブル崩壊、IT革命、ITバブルと崩壊
「内向き」「管理調整型の増加」
「バブル崩壊で、トップ引退」
2000年代・・・低成長(ミニバブル)、世界同時不況
「内向き」「リスク回避型の増加」
「経営、管理層の逃げ切り志向の増大」
2010年以降・・・マイナス成長、労働者減少、新興国の台頭
「内向き」
「リスク回避型のさらなる増加」
さらに
生き残れないタイプ
1980年代
「それなりに生き残れた」
1990年代
「高齢者」・・・実力というより順番(年功序列)
「我が強い人」・・・後ろ盾を無くした人
2000年代
「立ち場が弱い人」・・・学生・非正社員など
2010年以降
「要領の悪い人」・・・上司や周囲に合わない人
「リスクを冒す人」・・・みんなで止まる青信号で進む人
勝ち方パターンの検証の記事でしたが、その中で面白いと感じた部分だけを取り上げてみました。
*出所:プレジデント2010.10.4号