2010年9月8日水曜日

笑えないコピー

「タダ乗り社員」「バカリーマン」

経営者の怠慢さは今回棚にあげさせといて戴き、この2つのコピー本当に笑えない。

「余計な仕事はしたくない」、「責任はもたない」、「面倒になる部下の提案はうやむやにする」、「やたらとキレる」や、「他の部署や同僚の貢献、はたまた部下のポイントを横取りする」といった『タダ乗り社員』

自分の時間やスキルを会社に提供して貢献するのが「ビジネスマン(ビジネスパーソン)」。単なる雇用されている人が「サラリーマン」と定義しているコラムがありました。

が、さらに凄い「自分は仕事が出来る」「他から尊敬されている」など、まったく周りも自分も見えない勘違い社員や自己評価旺盛な社員や「余計な事をやって怒られるより何もするな」「何もしない事が社への貢献」を実践している『バカリーマン』。

双方とも本当に笑えないタイプの社員です。

ひと昔は、クレージーキャッツの植木等が演じる「無責任」な社員や、西田敏行演じるハマちゃんが活躍する「釣りバカ日誌」など、時代を反映した「笑えるサラリーマン」を象徴する映画がありました。

しかし、現在の『タダ乗り社員』と『バカリーマン』は本当に笑えませんね。

新卒者の就職内定率、失業率の悪化や非正社員雇用の問題など、会社に入る事さえ難しくなっている昨今、「自身の雇用は自身で守る」ことが必要になっています。

本当に他人事のように笑っていられませんね、社員も社長も。

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