パ・リーグのクライマックス第一ラウンド西武対ロッテ。
二試合連続で、ロッテが逆転勝ちを飾りました。
たまたま観ていた、第二戦目の八回裏4対3とライオンズリードの攻撃。
2死2塁でのレフト前ヒット、このヒットで2塁走者が生還すれば、ダメ押しで2点差となるシーン。
あらかじめ前進していたレフトからホームへ好返球、キャッチャーもナイスブロックでタッチアウト!
この様な場面、私の経験からすると「次のロッテの攻撃、体外この様な場面の後は点が入る」と考えます。
なぜ?
①ライオンズ側は、ダメ押しだという気持ちが立ち切れ、次の守備に集中する為の心の準備に時間がかかる。(全員の気持ちがふとキレるものです。また、アウトになっても1点差で勝っているという油断が出る。)
②ヒットの後でのタッチアウトチェンジの場合、次のリリーフ陣の準備が遅れるもの。
③好ブロックした里崎捕手からの打順(見事に同点ホームラン!ホームのクロスプレーは捕手ならではの緊張感があり、アウトにした場合のアドレナリンの放出は半端じゃないですよ!)
こんな事を考えます。
その後は、なんとなく結果が見えたので観るのを止めましたが、結果はロッテの延長での逆転勝ちだったようです。
野球には、セオリーがあり、何度となく観たような場面で、同じような結果になるケースが多いのです。
その様な状況の中で、誰が冷静に展開を読み、その為の準備をしているかがとても大事なのです。
ホームでのタッチアウトの場面で、誰かが、選手が心の切り替えが出来る様な声を掛け、ブルペンでは予測しないチェンジに備える誰かがいて、興奮冷めやらぬ里崎選手への配球に誰かが気を配っていたら...
これも野球です。だから面白いのです。
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