2010年10月11日月曜日

クライマックス第一ラウンド

パ・リーグのクライマックス第一ラウンド西武対ロッテ。

二試合連続で、ロッテが逆転勝ちを飾りました。

たまたま観ていた、第二戦目の八回裏4対3とライオンズリードの攻撃。

2死2塁でのレフト前ヒット、このヒットで2塁走者が生還すれば、ダメ押しで2点差となるシーン。

あらかじめ前進していたレフトからホームへ好返球、キャッチャーもナイスブロックでタッチアウト!

この様な場面、私の経験からすると「次のロッテの攻撃、体外この様な場面の後は点が入る」と考えます。

なぜ?

①ライオンズ側は、ダメ押しだという気持ちが立ち切れ、次の守備に集中する為の心の準備に時間がかかる。(全員の気持ちがふとキレるものです。また、アウトになっても1点差で勝っているという油断が出る。)

②ヒットの後でのタッチアウトチェンジの場合、次のリリーフ陣の準備が遅れるもの。

③好ブロックした里崎捕手からの打順(見事に同点ホームラン!ホームのクロスプレーは捕手ならではの緊張感があり、アウトにした場合のアドレナリンの放出は半端じゃないですよ!)

こんな事を考えます。

その後は、なんとなく結果が見えたので観るのを止めましたが、結果はロッテの延長での逆転勝ちだったようです。

野球には、セオリーがあり、何度となく観たような場面で、同じような結果になるケースが多いのです。

その様な状況の中で、誰が冷静に展開を読み、その為の準備をしているかがとても大事なのです。

ホームでのタッチアウトの場面で、誰かが、選手が心の切り替えが出来る様な声を掛け、ブルペンでは予測しないチェンジに備える誰かがいて、興奮冷めやらぬ里崎選手への配球に誰かが気を配っていたら...

これも野球です。だから面白いのです。

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