2010年10月20日水曜日

水ファンド

経産省が、日本企業や国際協力銀行、外国投資ファンドと連携し「水ファンド」を来年にも設立するという報道に大変興味がわきました。

この「水ファンド」の資金を活用して、大手商社やエンジニアリング会社が共同出資し海外の水処理会社買収などを推進し、欧州「水メジャー」に対抗する狙いの様です。

昨今、菅首相も提言する環境ビジネスでの経済の底上げが具体的に動き始めたのでしょうか?

私も、極近しい仲間たちと「日系静脈産業メジャー」というキーワードで、日本での循環型社会からアジア圏での循環型社会へ向けて、我々中小企業における静脈産業技術をいかに提供できるか?について勉強を始めたところです。

日本の水処理技術は世界でもトップレベルであり、様々な面で世界に貢献できるものです。

我々廃棄物処理業界も海外との文化や価値観の違いという高いハードルはあり、時間的にはもう少し掛りそうですが、日本の優れた廃棄物処理技術や回収システムが必要とされる時のために備える必要性はありますね。