何かを新しいことを始めようとするとき、何かにチャレンジしようとするとき、ほとんどの方が、最低限のリスクは想定して始めるものです。
自分が感じる様々な不安や心配事、社内外からの抵抗や負のメッセージ。
人間は、頭の中であれこれと考え始めると、どんどん想像を膨らます傾向があります。
しかし、我々の先人である「多くの成功者」のほとんどが、このリスクに対して次のような言葉を残しています。
『人生最大のリスクとは、リスクをとらないこと』
なんとも、深い言葉です。
「リスクを取って前に進む」
この様な先人達の提言には、心が揺さぶられます。
一方、世界的に経済的にも、社会的にも先行きが見えない現代、「前に出る」ことに関する恐怖感も同時に感じるのも致し方ありません。
そこで、必要なのは、「恐怖の素」リスクを明確にすることです。
頭の中で、ああだ!こうだ!と想像するより、紙にしっかりと書いてみることです。
リスクをとるということは、無謀に突っ込むということではありません。
考えうる限りのリスクを洗い出し、前進か?撤退か?の基準をはじめから作っておくことが重要です。
結果として、根拠のない感情論に流されることが無くなっていくのです。