2011年10月21日金曜日

伝えたいこと「会社・市場・お客様とは?」③

3.会社は「4人のお客様」が支えている
☆「本当のお客様」を知る
経営者は「会社=自分自身」であり、事業発展そのものがモチベーションになります。

しかし、事業を支えてくれるステークホルダー4人のお客様には、それぞれに対応が必要となってきます。

では、4人のお客様とは?

(1)顧客
当社の商品・サービスを買ってくれるお客様

(2)社員
社員も立派なお客様です。社員は「労働市場」から調達しています。
「企業は人なり」いいますが、実際にその言葉を実践している企業は少ないのです。
人が商品・サービスを生み出し、お客様ほ引きつけ、売上げと利益をもたらしてくれます。
ですから、優秀な人材が入社し、一生懸命に働いてくれる“仕組み”を作らなければなりません。

(3)お取引先
取引先でもっとも大切なのが、資金についての対応です。
資金は安全で収益性が高い。
資金はより魅力的な投資先に行きたがります。
ですから、金融機関に自社の魅力をタイムリーに正直に説明することが大切なのです。

(4)地域・行政
当社を認知してくれるお客様の対応は、廃棄物処理施設としての生命線です。
なぜなら、「社会に必要な施設ではあるが、同時に迷惑施設」でもあるからです。
地域の皆様やライセンスを許認可化する行政から認知されなくては、事業してスタートラインに立つことすらできません。
そして、「単なる社会に必要な施設」ではなく「地域に必要とされるコミュニティ」になる必要性があるのです。

*社員から見たお客様は“会社”です。
会社はあなたの「能力を買ってくれるお客様」です。そのお客様にあなたを高く買ってもらうために、どの分野でどのように貢献すればよいと考えますか?