2011年11月8日火曜日

理系、文系、美術系

私の倅もそうですが、受験生にとっては、これからが大詰めの季節となります。

受験生の皆さま、もう少しですから頑張ってください。見事合格を祈っています。

さて、今回のタイトル「理系、文系、美術系」。みなさんは何系の方々ですか?

理系、文系はよく聞きますが、あえてこれからのクリエイティブ社会を意識して美術系を足してみました。

一体何の話?

聞きかじった内容ですが、先日亡くなったIT界の革命児「スティーブ・ジョブズ」が率いたアップル社の製品が、なぜ日本のメーカーを圧倒できるまでに成長したか?

その秘密の中に、この「理系、文系、美術系」の関わり方の違いがあるといられています。

日本のメーカーは...

「文系が考えた売れる商品を理系たちが実現させて売る。」
「開発レベルではエッジの利いたアイディアだけど、発売に至るまでに通るいくつもの会議と何人もの意見が、そのエッジを削り取っていく。」
「要は、誰の文句もでない、機能だけ揃えたものになってしまう。」

それに比べて、アップル社はというと...

「理系の開発部隊と美術系のデザイナー、そして、文系の営業がきちんと融合している。」
「自分が作りたい、使いたいものを理系と美術系が作って、文系がこれだけ売るとコミットメントするスタイル。」

さらには、最近よく話題に上がる「ブランドビジネス」の違い。

営業からすると安く売りたいけど、そうするとブランド価値やイメージは崩れる。

某国のメーカーのようにロゴだけ付けて安売りしまくるような、小手先だけのブランドビジネスは今後通用しなくなると言われています。

そして、アップル社の数ある秘密のペースとは、「価値ある製品を届ける」という基本の上に成り立っていることを忘れてはならないようです。

理系、文系、美術系、それぞれに役割があるようですが、その役割の与え方によっては、事業の展開も大きく変わることは間違いないようですね。

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