2011年11月25日金曜日

ゴールデンスピリット賞

報知新聞社制定「ゴールデンスピリット賞」の発表が24日行われました。

本ブログでも再三お伝えしている、米国「ロベルト・クレメンテ賞」の日本版であるこの賞。

今回は、今季限りで楽天イーグルスを退団した「山崎武司内野手」が名誉あるこの賞を受賞いたしました。

山崎武司内野手は、中日ドラゴンズ時代から児童養護施設訪問を始め、楽天移籍後の2007年からは自身の放った本塁打1本に対して10万円を積み立てる「ホームラン基金」を設立し、これまでに、総額1,500万円を宮城県に寄付したほか、東日本大震災の復興支援などもが評価されました。

本人は「受賞は本当にうれしかった、仙台を離れるが野球を通じて、今後も社会に貢献し続け行きたい。」と語っています。

1999年の松井秀喜外野手(元巨人)の受賞から昨年受賞のダルビッシュ投手(日ハム)そして、本年受賞の山崎武司内野手。

日本人には「陰徳」という考え方があり、社会に貢献する姿があまり表に現れませんが、今後も「野球を通じて社会に貢献する。」という流れが脈々と受け継がれ、プロ野球全体が社会の模範とることを切に祈ります。

「野球で何を学んだか?」

私自身、常に自分に問いかけている言葉です。