「三つのまめ」
人間は、“いつも見るもの” “見慣れたもの” に対して安心するし、好きになるものです。
逆に、新しいもの、知らないものらは警戒心が働くものです。
そこで、営業コミュニケーションの鉄則として語られるのが「三つのまめ」です。
「良く知っているあの人、あの人のサービスなら安心だ」という気持ちにさせて行くことが「顧客作りの基本」でもあります。
そのためには、相手と“まめ”に会い、連絡を取ることが欠かせないのです。
「三つのまめ」、一つ目が、「筆まめ」です。
手紙、ハガキ、メールをまめに書くこと。「あなたのことを気にかけています。」というメッセージを伝えるのです。
二つ目が、「足まめ」です。
連絡をまめに取ることはもちろんですが、やはり人間関係の基本は「会うこと」。できるだけお客様のもとに足を運ぶことです。
最後の三つ目は、「耳まめ」です。
営業人なら「情報通」でることは当然のこと。
「耳まめ」とは情報収集がまめであるということです。
営業だからといって、悪戯にお客様に訪問しても迷惑がられるだけです。
「筆まめ」も「足まめ」もたんに自分の情報だけを届けるのではなく、お客様が知りたい業界の情報を持って来てくれるのが「歓迎される営業マン」なのです。
ここが、非常に大切なのです。
「去る者日々疎し」というコトワザどおり、距離が遠のけば忘れ去られるということです。
こまめな、「目配り、気配り、気働き」が必要だということですね。