本日は、全国木材資源リサイクル連合会が開催する「ユーザー懇談会」でした。
参加者は、木材資源を利用いただく「繊維板協会会員」「セメントメーカー」「製紙メーカー」「バイオマス発電」の方々。
国からは、環境省、国交省、経産省、農水省。
そして、我々連合会の会員各社で構成されています。
今回の議論の中心となったのは、やはり「東日本大震災震災がれき」についてです。
一つは、「リサイクルする上での取り扱い可能な放射線量基準の早期提示」
二つ目に、「木材資源リサイクルに関わる施設地域住民への説明責任」
三つ目が、「品質管理の問題」
震災がれきの撤去に伴う、業界としての強力については、「なんとかお役に立ちたい」しかし「動かせない」のが現実。
放射線に関する「何が安全」ということをしっかりとトレーサビリティする必要がありますが、その基準となる値を早急に国にお示しいただきたいものです。
関連する特措法も年明け1月1日完全施行に向けて、国も全力で進めていただいているようです。
大きく期待したいものです。
そして、次なる問題は「再生可能エネルギー全量買取制度」。
今後は更に、木材資源リサイクルを取り巻く状況から目が離せません。