2011年11月22日火曜日

寂しい季節

以前もこの時期に書きましたが、新聞紙上スポーツ欄には「○○選手自由契約」「○○選手戦力外通知」という記事がたくさん出てまいります。

日本シリーズは、ソフトバンクが日本一の悲願を達成し、ベテラン小久保選手がMVPを獲得。

華やかな話題の裏で、寂しく球界を去って行く選手が、新しく入ってくる選手の数だけいるわけです。

現役続行を望む選手もいれば、これで野球界から離れ第二の人生を歩む選手もいます。

これまでの人生の中で、一番辛い時期だとは思いますが、野球はあくまでも人生の中の一部です。先を見て頑張ってもらいたいものです。

さて、そのような厳しい世界でもあるプロ野球ですが、今、一番気の毒なのが「横浜ベイスターズ」のスタッフです。

球団売却問題に揺れる中、尾花監督以下、コーチ陣も“休養”、そして、解雇。

11月も終わりを告げようとしているこの時期、他のチームは監督・コーチ陣の陣容も整い、スカウト、スコアラー、バッティングピッチャーやブルペンキャッチャーのサポートスタッフも整い、来シーズンに向けてスタートを切っているのですが、この時期に解雇通告を受けた横浜ベイスターズの面々は、「再就職」も時期的にままならないでしょう。

確かに、数年連続で最下位ですから、文句も言えないでしょうがあまりにも気の毒です。

私もヤクルト時代に一緒にプレーした、尾花さん、水谷さん、杉村さん...

人間的にも素晴らしい方々で、野球に対する取り組みも、理論についても尊敬できる先輩方でした。

是非、いつかどこかのチームで、元気なユニフォーム姿をまたみたいものです。