2012年2月22日水曜日

第65代横綱 貴乃花

第65代横綱といえば「名横綱 貴乃花」です。

現在は、一代親方として「貴乃花部屋」を率い、現役引退後も各界随一の人気誇ります。

最近、この貴乃花親方のメディアへの露出が目立ちます。

原因は、今年から春場所担当部長となった同親方、場所の成功への意気込みが“営業活動”にも表れており、そのアグレッシブな行動が注目の的になっているようです。

貴乃花親方引退後、相撲界の人気は低迷し、注目を浴びる力士はほとんどが外国人力士、更には弟子への暴行、大麻所持、八百長事件と不祥事が続出し、著しく相撲ファンが離れて行きました。

そのような現状の中、注目される大阪で開催される「大相撲春場所」。

貴乃花担当部長の集客プランというと...

・被災地の子供たちを招待
・観戦客の見送り
・15日間升席を通しで購入したお客には、親方自らがチケットを届ける(大阪府内限定)
・和装の女性客はテレビ中継に映る席を確保
・Jリーグ、ガンバ大阪戦前、自らが1000名にちゃんこを振る舞い、試合前の“キックイン”も親方が行う。
・吉本興業への支援依頼と新喜劇への出演
・橋本大阪市長へのPR協力依頼

これまでの担当親方もそれなりに頑張ってきたのでしょうが、優勝回数22回の実績を誇る知名度抜群の元名横綱が自ら動くわけですから目立つはずです。

どちらかというとお堅いイメージがする相撲界ですが、私も現役時代から親交のあったお相撲さんはいますが、皆さん明るくお茶目な人が意外と多いのです。

このような貴乃花親方の「営業活動」が相撲界に定着していけば、またいつの日か15日間すべて満員御礼の垂れ幕が下がる日が来るのだと思います。

ちなみに、貴乃花部屋のホームページを観てみましたが、すごく分かりやすく見やすいものに仕上がっていて好感が湧きます。

貴乃花親方の春場所に懸ける意気込みを記したブログや、自らが主宰する小学生向け文武両道ネット学習サイト
、“四股(しこ)”をアレンジしたエクササイズなどもバナーで張り付いていますので一度ご覧になってみてはいかがですか。

東日本大震災から1年が経つ3月11日(日)に初日を迎える大相撲春場所、日本中に変革していく新しい相撲界を発信してもらいたいものです。