組織を率いるものとして、一番やらせてあげたいことは「自由にさせてあげたい」と真剣に私は想う。
あくまでも、社のルールという礎の上にある「自由」であることは断っておきたい。
私は社長という職には就いているが、当社が行う事業すべてに精通していて現場での最新情報を常に更新できている訳でもない。
ですから、私よりも有能な社員は社内に何人もいます。
自身よりも優秀な者がより働きやすいものにするには「自由が必要」なのだと考えます。
普通、社長が掛ける言葉は重みがあのます。
ほとんどの社員が、社長は何を想い、何を言おうとしているか少なからず興味があるものです。
ひよっとしたら、その言葉が人生の転機を迎えることになることもあります。
それくらい、社長の言葉とは影響力を持っているのです。
だから自由にさせてあげたいのです。
それは「自分で考え、自分なりに行動すること。」なのです。
もっと深く説明しないとご理解いただけないとは思いますが、私より優秀な社員が、より働きやすくする為には自由にやらせることが大切です。
勿論、組織として事業を行っている訳ですから、組織としての進むべき道標と組織としてのルールは守った上での「自由」です。
好きにやると言うことには“責任”が伴います。
「好きにやれるのであれば、責任は当たり前」
『好き勝手にやる』とは違うのです。
しかし、「責任は嫌だから好き勝手にやれなくてもいい」なんていう発想はもっと勘弁してもらいたいものです。