2012年2月24日金曜日

需給問題検討会

当社が参加する「全国木材資源リサイクル協会連合会」。

本日は、国側から環境省、国交省、経産省(エネルギー庁)、農水省(林野庁)にご出席戴き、当連合会が年末に提出した要望に対するご回答を中心に意見交換させていただきました。

要望の内容については、協会連合会のホームページでこれからご覧になれますが、以下のような項目に整理いたしました。

・震災廃木材の処理について(放射線に汚染されていない廃木材の風評被害の対応等)
・優良産廃処理業者認定制度のインセンブティブの強化について
・リサイクル商品のグリーン購入推進について
・再生可能エネルギーの固定買取制度について
・森林系木材資源の有効活用の加速化について
等々

中でも、震災廃木材関連、再生可能エネルギーの今後について意見は集中致しました。

放射線の問題、再生可能エネルギー全量買取に関するバイオマス燃料の区分、今後も我々業界の大きな関心事には変わりありません。

今後の動向が更に気になるところです。

また、第二部では、「森林バイオマスビジネス最前線」と題して、株式会社 森のエネルギー研究所 代表取締役 大場龍夫様よりご講演を戴きました。

我が国で技術的、地域性、風土、コストから見ても新エネルギーとしての可能性を一番秘めているのが「バイオマス」を活用したものだと考えます。

風力、太陽光等も含めた再生可能エネルギー、全国の原発が停止を続ける現在においては更に議論を深めていかなくてはなりません。