どうやって才能を育て、伸ばすのか?
この疑問に立ったときどのように物事を考え、捉えるべきか?
どんなに高い評価を得ている人でも、何から何でも完璧というわけではありません。
短所、欠点、弱点を必ずどこかに抱えているものです。
そう考えると、現場での指導者は、欠点を長所に変える目を持って部下に接していくことが大切となります。
これは、あくまでも才能を育て、伸ばす為の一つであり、すべてがこれに当てはまるものではありませんが、部下の長所、欠点をまんべんなく360度見渡すことはどの手法に関しても共通項なのだと思います。
人は、人によって気付かされることがありますが、最初から欠点をさらされ、その克服ばかりにエネルギーを費やすと精神が余程強くないと、精神的に疲弊してしまいます。
それよりも、360度見渡しながら良い関係を継続し、指導者に命じられたからではなく、自分が必要性を感じた方がその修得は早いものだと思います。
欠点とは、長所に対する相反する言葉ではありますが、見方を変えれば欠点こそ人の才能を伸ばす武器となり得るのです。
「一言多い」「軽い」「チャラい」・・・喋るな! 重みのある行動をしろ! というよりも、失敗覚悟でその行動力に期待してみてはどうだろう。意外と粘り強い営業マンになるかもしれません。
「人見知りする」「人前では思っていることの半分も言えない」・・・しかし、情報の蓄積や結果の分析解析など数字を相手にした業務では抜群のセンスを発揮できるかもしれない。
このように、長所が欠点を補うケースはたくさんあるはずです。
要は、360度見渡すことができるかどうかだということです。
ここでも、相反する言葉について考えさせられます。
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