2012年9月15日土曜日

三つの「まめ」がつくるもの

相手が、あなたにより安心感をもつためには何が必要でしょうか?

私は、「相手とのコンタクトの頻度」だと思います。

営業もまったく同様です。

売上げを上げるためためには、2つの方法しかありまん。

一つは、顧客の数とリピート率を上げる。

もう一つは、単価を上げる。

単価については、市場の動きが関係するので、一人では成り立ちません。

しかし、顧客の数とリピート率を上げることは、自助努力でできるものです。

顧客、お得意様とは、「繰り返し買っていただける人」、「いつも買っていただける人」のことです。

この顧客、お得意様をつくるために必要なのが「三つのまめ」です。

一つ目が、「足まめ」。

人間関係の基本は、「会うこと」です。出来るだけお得意様のところに足を運ぶことです。

二つ目が、「筆まめ」。

手紙、ハガキ、メールをこまめに書くこと。場合によっては電話でも構いません。何らかの形でお得意様に連絡を取るようにすることです。

「気に掛けています。」という、メッセージをタイミングよく発信することです。

三つ目は、「耳まめ」。

営業マンは、「情報通」でなくてはなりません。

「業界」のことだけではなく、各方面での『トレンド』をキチンと押さえとく必要があります。

そこに、お得意様からの「頼りになる人だなあ」に繋がるのです。

お得意様は、常に同業他社からの売り込みにさらされているのです。

うっかりしていては、知らないうちに“よそのお得意様”になってしまいます。

「三つのまめ」をいつも意識し、コンタクトを頻繁に行うことで「お得意先のことをより知ること」ができます。

知ることができたら、「何を求められているか」も分かるのです。