「自分から手を挙げる」ということは、「主体性」をもつということです。
指名されて担当するのではなく、自分から「私がやります」と名乗り出ることです。
今、自らが手を挙げて自分の意見をいえる人が求められているのです。
最近は、「自ら手を挙げる人が“少なく”なった」ではなく、「誰も手を挙げない」時代になったのです。
そんな昨今ですから、手を挙げるだけでも印象が強くなり、その他大勢から抜け出すことになるのです。
非常にシンプルな行動なのです。
手を挙げるだけです。
「存在感」のない、組織や人が、今のような不安定な雇用環境のなかで生き残れるはずがありません。
部署の廃止、他部署、子会社への移動もあり得る話しです。
手を挙げるということは、「空気を読む」とか「他より突出する」、「出しゃばる」とは違うのです。
何といっても、先に手を挙げた方が、面倒な仕事を押し付けられずに負担の少ない仕事を引き受けることができます。
いつまでもモジモジしているとドつぼにはまるのです。
いつかは手を挙げようとか思わないで、明日、手を挙げることです。