「計画性を持って、仕事を進めて欲しい」
このセリフはよく耳にします。
段取りや計画に問題のある人に共通していえるのは、「見通しが甘く、準備不足」であることです。
しかし、このタイプの人は改善するのが難しい。
そして、このタイプは周りに迷惑を掛ける。
仕事には、自分一人で始めて、完結できる仕事もあれば、上流、中流、下流といった連携して行う仕事もある。
また、様々なパーツをを持ち寄って一つの形にしていく仕事もある。
そんな中で、期限を守れない人は、必ず仕事に遅れを出し、人を振り回し、組織内の調和を乱す。
そんな計画性のない人は、いったいどうすればいいのでしょうか?
最も効果的といわれるのが、「すぐやる」です。
結局は、段取りも計画性も身につきませんが、周りに迷惑を掛けることは少なくなり、チームも助かります。
そして、早く始めれば、何が足りないかが早くわかります。
約束の時限までに余裕も持てます。
「事前に」とか「頭で」より、単純で効果的だということです。
しかし、将来のリーダーとしての観点では、そうはいきません。
上司になれば、大きなお金を動かすことになりますから、段取りと計画がなければ社は命取りになります。
簡単にいえば、「短期的には“すぐやる”こと」、「長期的には“イメージ”すること」ということです。
「直感と行動力」だけで、これを実践しないと、職を変えない限り将来パッピーにはなかなかなれないということです。