2012年9月20日木曜日

ヘコみやすい人、タフな人

人は変化することを嫌う傾向がある話しは以前にもしたと思います。

失敗の原因をたどる時に、「変えられない」、「変えることができない」現状をその原因にする人は、くじけやすいといわれます。

よく言う「ヘコみやすい」人は、失敗の原因を「課題が難しかった」とか、「今回の仕事がそもそも困難だった」と思う人が多い。または、「運」が悪かったと思い込みます。

一方、「タフな人」は、「プロセスの間違い」や「努力が足りなかった」ことを失敗の原因にあげます。

例えば、営業の場合、「契約が取れなかった」ことの原因を「営業に向いてない」と考えるのが、「ヘコみやすい人」です。

失敗の原因をいろいろと考えることを重要とし、「商品の魅力」「先方の予算が見合わなかった」「資料に工夫が足りなかった」「時間が足りなかった」「クロージングに失敗した」等々様々な角度から失敗の原因をたどるのが「タフな人」です。

ここには「くじけない」「ヘコまない」練習が必要となってくるのです。

単に「失敗の言い訳」を考えるか、次に向かうために「失敗したプロセス」と「自身の努力不足」を考えるかとでは大きな差があり、そこに「タフな人」特有の強さがあるのだと思います。