社内において、いつも高い目標を持ちそれを実現する為に「誰がどう思うか」など気にせず、「何が正しいか」を考えている上司が多い企業は、成功している企業が多いと感じます。
もちろん、誰がどう思うかを気にせずというのは、やみくもに自分勝手に仕事を進めるということではなく「信念」をもっているという事です。
そして上司には必ず部下がいるわけですから、部下に対して如何に真剣に、真摯に接しているかです。
リーダーになる人には、自身の努力により上っていく人もいれば、人に担がれるリーダーもあります。どちらのリーダーも共通して言えるのは「相手に対して真剣で真摯的」である点だと思います。
私もこれまで野球の世界でも企業の世界でもたくさんの上司や指導者といわれる方々を見てきましたが、「そんな叱り方して、自分の子供だと思ったらそんなこと出来る?」と感じたことがあります。
上司の資質を心・技・体で例えるなら、技・体は自身の習得で何とかなりますが、心は習得だけではなかなか身につかないものです。「真剣で真摯的」な心が、いわば上司としての唯一の“資質”なのですかね。