2010年2月22日月曜日

先輩の教え

仕事も兼ねて宮崎の巨人軍キャンプにお邪魔しました。

東海大の学園の先輩ということで、プロに在籍していた時から「原監督」には随分とお世話になっております。

引退した後も、会社の事やプライベートな部分まで気に掛けていただいております。

今回も食事をご一緒させて戴く時間を取ってくれました。その際の会話の一部です。

「昔は、何やるにしても全員が納得してくれないとやらなかったけど、7割の人が納得していてくれればいいなと思うようになって、やっぱり100人いたら51人分かってもらえばいいなと思うようになり、世界一になっと時は、半分の人が分かってもらえばいい」と思うようになったよ。と言われていました。

人には様々な意見があってしかるべしだし、また、意見がなければおかしいんだよ。

自分の想いや進めたい事を短期間にスピード感をもってやり遂げるには、半分の人がよしと思ってくれればいいんだよ。というメッセージでした。

WBAやリーグ優勝、そして日本一と大きな仕事を終えられた「将」の言葉は重く、経営者としても価値あるメッセージでありました。

人が感じる以上の気を遣い、人の悪口や愚痴など聞いた事が無い名将。「..選手どうですか?」と聞くと必ず「あいつは本当に良い奴なんだよ。もう少しこうしてくれると一軍にも呼べるけどな。」と必ずその選手の“強み”を説明して、自身が望む部分を話されます。

今年も間違いなく強い巨人軍と確信した今回のキャンプ訪問でした。

0 件のコメント: