2010年2月3日水曜日

ものが売れない時代

先日、ソーシャル・マーケティングの変化について話ししましたが、昨今買い物に外出した際に感じるのは、その「チャリティー商品」の多い事。

様々な社会問題を解決する事に繋がるものやサービスは、このものが売れない、デフレの時代においても、これらの商品は売上を伸ばしています。

社会貢献志向の強い消費者の事を「ソーシャル消費者」と呼ぶのですが、まさにその人口が増え続けている傾向にある訳です。

昨年私の友人のI氏も、チャリティー商品の「ブルガリ創業125周年キャンペーン チャリティーリング」を購入し「このシルバーリングを買うとな、売上の一部の7,600円が寄付されるんやて!」と「すぐ完売すると思って東京に出張の際に買ったんやけど、大阪では全然売れてへんらしいわ。県民性の違いやな!」と話していたことを思い出しました。

このチャリティー商品の例、売上の一部である7,600円という金額を世界の子供達を支援するNGO「セーブ・ザ・チルドレン」に寄付することにより、紛争地帯に住む800万人の子供達に教育の機会を提供する活動に役立てられます。この時期に1千万ユーロ(約13憶円)を目指して展開されました事例です。

この様な事例をみても分かるように、様々な企業がNPO、NGOとのコラボの中に新たなマーケティングを開拓しているわけです。

このソーシャル消費者といわれ方々の動向がどの様に反応していくのか?興味のある変化です。

この件については、更に掘り下げて行きたいと思います。

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