2010年2月15日月曜日

国母選手の件

バンクーバー五輪の話題が続きます。
どの競技よりも今大会でまず話題をさらったのが「スノーボード日本代表の国母選手」。

開催国のカナダに出発する際の、日本選手団公式ユニフォームの着こなし方に大きな問題がありました。一応決まったユニフォームは来ているものの、ネクタイは緩め、シャツの裾はズボンから出し、ズボンは腰パンという出で立ちで、各方面からお叱りを受けました。

更に記者会見でも「うるせ~な」「反省してま~す」と答え、輪を掛けてこの問題を悪化させました。

巷の意見は様々で、「国民の税金で参加してるのに!」、「自己主張で個性だ!」「大体指導者の教育がなってない!」とかの声。

由々しき大きな問題ととらえている批判派とスノーボード自体が若者のファッションや音楽に密接した関係なのだから仕方ないという擁護派に分かれます。

私個人の意見は大変けしからん!です。世間から厳しい目見られるのは有名選手の宿命です。その事に耐えられないのであれば、一流のパフォーマーと言えません。

記者会見での対応も悪すぎる。五輪選手ましては彼はプロ選手でスポンサーまでいます。これから競技を目指す子供達のモデルにならなければなりません。

社会のロールモデルであってこそ、またそのような選手が沢山いればいるほど競技人口も増え、社会に認知されるものです。

「スノーボードをやる事が目的なのか?」「スノーボードをやる事で何を学んだか?」の差は大きいのです。

指導者にも問題ありです。有名選手に苦言を言えるコーチとそれを素直に受け入れる選手との関係を構築するのは難しいものです。また、スポンサーについても何が良い事、何が悪い事はスポンサーとして教育する義務もあると考えます。

とにかく今回の国母選手の起こした問題は、今後のスノーボード競技の五輪参加まで影響を及ぼす可能性がありますよ。余程しっかりとした対応と成績を見せないと!

個性は大いに結構、しかし、個性を出す場所を間違えるとその競技自体も軽んじられるし、社会的な認知を得られませんよ。

可愛い顔してんだから素直に対応しなさい。東海大だからなお腹立つよ!応援してますよ国母選手。

我が国は学校教育もスポーツ教育もいつからこんなにひ弱になったのでしょう?ところで、うちの子は大丈夫かな?

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