2010年2月16日火曜日

次年度予算

当社の事業年度末は4月末ですので、ほとんどの企業様の1月遅れとなります。

2月の執行幹部会で次年度予算方針の骨子を各部署のマネージャーに伝え3月の執行幹部会で中間報告、4月に最終決定となります。

と言うわけで、そろそろ私の方もその骨子を練り上げて行かなくてはなりません。

相変わらずマーケット動向はなかなか先が読み辛く、事業・予算計画の立案は苦戦しそうです。

しかしながら最低でも皆が進む方向だけは最低でも示さなければならないのが私の役目です。
・とりあえず前年を少しでも上回る予算にする。
・先行きが不透明だから前年実施事業をそのまま継続する。
・時流に任せるしかない。

この様な計画では、社員のモチベーションは上がりませんし、目指すものなど何にも見えません。

・まずは単年目標の達成!の考えは必要ですが、3年、5年後どのような状態を目指すのか?それが本来の姿なのか?
・自身が任されている部署・組織は3年後、5年後どうなっていなければならないのか?その目標を達成する為にさかのぼった計画の立案が可能になっているのか?

もちろんその為には、厳しい状況ではありますが、しっかりと時流を見極めた上での計画立案でなければなりません。

主力事業への「人・もの・金」の投入について、新たな事業への投資などの戦略的な計画。もしもの時のリカバリー的手段の準備。

毎年のこの作業、大変ですが経営トップとしての最大の楽しみでもあります。