2010年2月21日日曜日

景気のゆくえ

新聞をはじめとする様々な報道を見るとお寒い話題ばかり。

「デフレは長期化」「大手銀行の株売却加速」「設備投資低水準」「投資や雇用回復遅れる」「個人消費を下方修正」などなど。

成長著しいコンビニやスーパーなどの小売業においても、スマートマーケットを見据えた従来の地方大型出店は控え、都市型小店舗展開が顕在化しています。

このような企業の動向には、別の側面もあり大型店舗の出店計画の届け出制度や、環境影響評価・都市計画審議会等の規制強化での大規模計画を頓挫や中断に向かわせているとの見方もある。

一向に改善されない「外需型経済」の我が国、「内需拡大」の上向き予想には程遠く我が国の基幹産業のほとんどが海外への進出を加速させています。

セメント、鉄鋼、製紙、電力、建設などほとんどの産業で減産処置をとり、主力の自動車も世界的な信用の失墜の中、大きな回復は見込めそうにありません。

世の中の文化や文明によるスマーマーケットではなく経済の破綻によるマーケットのスマート化にいかに対応していくのか?

国の施策、世界の動向、消費者ニーズ、企業ニーズ一時とも目が離せない状況です。