2010年2月10日水曜日

社内の制度

3日続けて教育・研修の話しです。

大企業を中心として社内に様々な制度を採用し、体系化している企業はたくさんありますがどのような体系が自社に合っているのか?

中小企業の経営者としては、教育・研修に対しては投資が必要です。
(教える人材)・もの(教育ツール・機会・場所の提供)・(コスト)。ここでも「人・もの・金」です。

私もこの部分には高いアンテナを張り巡らせておりますが、今やれることとやれないことがありますね。

そんな中、企業制度の中で相変わらずの注目を集めているのが「ブラザー・シスター制度」。

この制度を早くから採用している企業では、数十年前から採用している企業もあり歴史の長い制度です。

新入社員が入社間もなく悩んだり苦労したりすることは必ずありますが、入社して半年間ぐらいの間の雇い入れ期間に新入社員1人に対して必ず1人の入社3~4年の先輩社員が「ブラザー」「シスター」として、目上の方との人間関係や社会人として生活全般に至る相談に応じ、自身の経験や自分の「ブラザー」「シスター」に教わった事を伝えたりフォローしたりする制度です。

入社して間もない心細い時に「ブラザー」「シスター」が面倒をみてくれるこの制度により、制度終了後も何かにつけて相談に乗ってくれて長い良好な社内での関係が持てる場合が多いようです。

最近の人材の教育・研修は多岐にわたり様々なツールもありますが、そもそもである“教える側”と“教わる側”との関係、どうしたら効率的に出来るか?やはりこの制度の様な成功の事例を繰り返し繰り返しやるしかないですね。

ほったらかしでもダメ!しつこくしてもダメ!やはり自身の経験を生かした「ほどよいかまい方」が良いのでしょうが難しいことですね。教育とは奥が深い!もっと自分が教育受けなきゃ(^^;)