2010年2月25日木曜日

10年度事業方針の骨子

当社の10年度事業方針の骨子に組み入れたい項目の一つに「マネジメント力」の追及があります。

組織を動かすことが「マネジメント」であるならば、組織は何をなすべきか?あげるべき成果は何か?
を明確にする必要があります。

企業とその他の組織の決定的な違いは、企業は売り上げや利益を上げなければ存続できないと言う点です。

成果を上げるために必要な機能や活動全てがこの「マネジメント」の対象になります。

私が敬愛するある経営戦略の大家は、マネジメントには3つの種類があると説いています。
①事業のマネジメント(戦略・計画)
②管理者のマネジメント(仕組み作り)
③人と仕事のマネジメント(仕事の設計と人の配置)

そして、時間(成果の確認)と準備(投資や育成・システム構築)がどのマネジメントにも重要な要素として関連付いてます。

この3つのマネジメントは、PDCAのサイクルを回す場合に個別に扱うことは出来ない訳で相互に関連します。要は一つたりともおろそかに出来ないもので優先順位もありません。

10年度の事業についてはますますハードルの高いものに仕上げていくつもりです。中小企業では「育ったら次」的な悠長なことは言ってられません。“育てながら進む”“やりながら改善していく”という独自のPDCAのサイクルと的を得たOJTが必要なのです。

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