2010年2月11日木曜日

会社の主人公とは?

以前、幹部社員の重要な仕事として、部下のモチベーションを高める事と、マネジメントの重要性について話した事がありましたが、最近この事について様々な方向から考えることが多くなってます。

この時期どうしても取り扱う廃棄物の量がマーケット全体で冷え込みますので、日頃に増して企業としての戦略がマーケットの変化に対応できているか?とか方針からの逸脱により社員に戸惑いや不安を与えていないか?とか社内の意思疎通はうまくいっているか?と考える事が多くなります。

そんな中、会社、企業の主人公は?と考えると...

日本の企業体質として、常に上司が主役で部下は上司の成功を支援する的な感じがありますね。
一方、外資系の企業では社員一人一人が主人公という文化が根付いているように見えますね。

その違いは?企業の生産性を計る収益においても、常に社員一人一人が自身の役割や存在価値を意識し精神的なブレもなく職務を遂行しているか?というと、それは不可能に近いですよね。

そんな時にいかに軌道修正し、正しいコミュニケーションで当初の進むべき道へ誘導できるか上司の手腕に掛かっています。

確かに剛腕で組織を引っ張るやり方もあるのでしょうが、チーム経営を進める当社としては「いいから、俺の言うとおり、やるとおりにやれ!」では、決して成功に繋がりませんね。

また、この様なやり方で成功した例はほとんどありません。昔からうまくいったら“相手”のお陰、失敗したら“自身”のせいと思えと先人達は言い残してますが、誠にそのとおりだと思います。

会社の主人公はあくまでも“社員一人一人”であり、上司の為の部下ではなく、部下の為の上司なのです。
その主人公である社員一人一人が「愛社精神」を持ち、私がやります!とモチベーションを高くもってくれる事が大切だと考えます。ね、我社の幹部社員殿!