2012年1月9日月曜日

振り返りの大切さ

最近は、企業内の教育や研修にもこの“振り返り”という言葉が頻繁に登場します。

振り返りは大切です。

計画どおりにいったのか?

計画との差異は?

今までどのように生きて来たのか?

今までの自分を、これからの自分にどう役立てていくのか?

『論語』を記した「孔子」は自分の一生を振り返って、次のように言っています。

「私は、十五歳で学問に志し、三十歳で自立した。四十歳で心の迷いが無くなり、五十歳で天が与えた自分の使命・運命について自覚し、六十歳でどんなことでもよく理解して聞き取り、七十歳には自分の思いのまま行動しても、人の道にはずれることが無くなった。」

これは、世界一短い、見事な“自叙伝”とも言われています。

何事にも、節目節目に己を振り返り、学び続け、進歩することは大切なことです。

*ここから、年齢を表す言葉が生まれました。
☆十五歳・・・「志学」しがく
☆三十歳・・・「而立」じりつ
☆四十歳・・・「不惑」ふわく
☆五十歳・・・「知命」ちめい
☆六十歳・・・「耳順」じじゅん
☆七十歳・・・「従心」じゅうしん