社会が企業に求める「CSR」。
日経関連紙のアンケート調査よると「企業は社会貢献活動に取り組むべき」と答えた人が93.5%。
「どのような分野での活動を望むか」という項目では...
東日本大震災・・・72.3%
自然環境保護・・・40.9%
障害者の積極的な雇用・・・33.9%
CO2削減、地球温暖化防止・・・31%
という上位の結果でした。
また、企業に望む社会貢献の分野では、社会貢献をビジネスの一環ととらえる「ビジネス派」と慈善活動と考える「慈善派」によって、認識の違いが鮮明となったようです。
「ビジネス派」は、自然環境保護や地球温暖化といった“エコ活動”に加え、“フェアトレード”に対しても協力的です。
一方、「慈善派」は、高齢者支援や買い物弱者支援への関心が強いようです。
このように、同じ社会貢献であっても区分によると認識の違いはあるようです。
この他、“国内貢献優先”、“海外途上国支援”のような認識のくくりもあるようです。
どちらが正しいという考えではなく、私自身は今後企業が進める「ソーシャル・マーケティング」について興味があります。
「ソーシャル・マーケティング」の成功のカギと言われる...
①全員への利益
②ニーズの把握
③スピード
社会のニーズに応えられる「企業CSR」の領域、今後の潮流はどのように進化するのでしょうか?
研究を深めたい楽しみな領域です。