2012年4月7日土曜日

気心と信頼

気心の知れた人間だから、同じ考え方をする人間だとは限らない。

組織においては、人脈や派閥のよりその長を任せていたら、悪は悪のまま葬り、良のみが表に出てくることになる。

長たるもの、気心の知れた人間だけを置きたがるものです。

しかし、自分にあるもの、無いもの、良き部分、悪い部分を冷静に判断すると、自分に無いものを持っている者、これから持つであろう者を周りに置くべきです。

同じような色はいくつもいらない。

判断が鈍るだけです。

以前いた会社の方に「仕事は好き嫌いでやるものではない。信頼でやるものだ」と聞いたことがある。

野球界という小さなくくりしか知らなかった私は、「嫌いな奴と仕事なんかできる訳無いだろう」と思っていましたが、今はその意味が解ります。

自分にない能力を使う勇気が、その組織のゴールに導けるのだと思います。