2012年4月19日木曜日

コーテシー

昨今、マーケティングを行う上で重要なポジションにあるのが、プレゼンテーション力です。

様々な手法での「見せ方」です。

恥ずかしながら、私も含めてこの手法の大半を比較的若い入社間もない社員に頼るところが多々あります。

PCを扱う能力だけではなく、見る側に立った“感性”を期待するからです。

当社に集う、インターンや新入社員はこの面に関しては「即戦力」と言っても良いかもしれません。

私が常日頃から言っている「今後のマーケティングは感性(精神)にうったえる時代」にはこのような人材が本当に必要になります。

勿論、対面で会話で感性(精神)にうったえることができる人材も必要です。

さて、本題にもどりますが、この様な素晴らしい資質をもつ若者。

そもそも、持ち合わせ居なくては困るものを一つあげろと言われたら、私は「コーテシー」(礼儀正しさ)をあげます。

我々廃棄物処理業は、廃棄物の集荷においてはサービス業、施設におけるリサイクルは製造業という商売です。

集荷におけるコーテシーは、サービス以前に仕事上の身だしなみ、言葉使いを徹底させ、コーテシーを身につけることで良質なサービスを提供できるようになるのです。

施設におけるリサイクルにおいても、正しい情報をユーザーをはじめサプライヤーに向けて発信し、謙虚に良いものを作る努力が必要です。

この精神の源になるのもコーテシーです。

先ずはコーテシーを徹底し、次に持ち合わせている資質を使いながら、本来のホスピタリティ(心のこもったもてなし、サービス)を目指すべきなのでしょう。

しかし、「最近の子は...」とよく耳にしますが「意外と良い奴」が多いと想うのは私でしょうか?

新入社員の皆さんは、社会の現実を見る第一関門この一ヶ月、それぞれに想いはあるかと思いますが、すべての能力はコーテシーの上に成り立っていることだけは忘れないで欲しいものです。