同じ仕事量でも、その人の能力によってやり方は千差万別です。
ある人が一日掛けてやる仕事を、他の人は2時間できっちり仕上げる。
また、ある人は常にフィードバッグを取り込みながら仕事を完成させていくが、仕事を前にして悩んだり、もがき続けたりして、結局は行き詰まってしまう人もいます。
さらには、ある人はいつも上司から「それで行こう」という答えを引き出すが、ある人はいつも上司から「??????」と、阿吽の呼吸で明快な答えを引き出せない、いつもどんよりとした空気の中での仕事を強いられる人もいます。
前に進まないという自分の今の仕事の本質は、決して「仕事量が多くて時間がない」ではなく、もっとも効率がよくスピーディーな仕事を知らないということです。
いったいどうしてこの様な違いか生まれるのでしょうか?
注意すべきは、、単に「能力の差」だけで考えてはいけないという点です。
「仕事の結果を変えるには、そのプロセスを変えること」です。
仕事のプロセスとは、すなわち仕事の方法を意味します。
方法の差は結果の差となり、ひいてはそれが各自の「能力」として差別化されるのです。
結局、すべての問題は仕事の方法、つまり「どうやって仕事をするか」という原点に立ち戻ることなのです。