成果主義といいながら、中小企業でなかなか出来ないのが、部下の評価。
そして、その評価のほとんどをしめると言われるのが、日本式「報・連・相」。
大抵の評価シートには、「報・連・相」に関わる文言が必ず並びます。
そこで、効果的な「報・連・相」とは、いったいどのようなものでしょうか?
「報・連・相」の中で、特に上司を安心させるのが「報告」。
大切なのは、「時間(スケジュール感)」、「ビジュアル化(見せる化)」、「数字」です。
先ずは、「マイルストーン」によって、どこまで行っているかを報告。
引き合い→プレゼン1回目→部内検討・修正案→プレゼン2回目→部内合意→契約成立
次は、「説得力」。
説得力を高めるには、「ビジュアル化」が必要!
「しゃべる」より「見せる」です。
ちなみに、五感の情報収集力を組成にすると...
視覚・・・83%
聴覚・・・11%
触覚・・・3%
味覚・・・2%
臭覚・・・1%
という、研究機関の調査もあります。
もちろん、「どれくらいのポテンシャル」で「当社がどれくらいお取り引きし」、「どれくらいの売上げ」で「どれくらい成果を得る」は、事前に押さえなくてはなりません。
そして、さらに工夫した「報告」をするか?
ここが大切です。
☆統計・数字
☆デモンストレーション
☆例え話し
☆実例
☆証言・証拠
そうです。視聴者を魅了する「テレビショッピング」は、この5つの工夫がすべて網羅されています。
単なる、上司が喜ぶ「報・連・相」ではなく、プラスアルファの工夫で効率的な「報・連・相」を是非やってもらいたいものです。