昨日は、横浜高校硬式野球部の夏の県大会初戦の応援に行ってまいりました。
結果は、8-0で7回コールドゲーム。
第一シードですから、2回戦からの登場です。
なんと、スタメンには3人の一年生。
特に注目するのは、一年生ながら4番に座る「三塁手高濱君」。
一年生ですから、公式戦初試合となるのですが、早くも回って来た一回裏の攻撃の初打席。
振り抜いた打球は左翼場外へと消える3ラン本塁打、初打席、初安打、初本塁打、初打点、初得点と“初初づくし”となりました。
横浜高校での1年生4番は、横浜DeNa筒香選手以来だそうで、あの筒香選手でも第3打席での公式戦初本塁打ですので、その実力と精神力の程がうかがえるものです。
しかし、渡辺監督の選手起用は面白い!!
普通高校野球というと1年1年が勝負ですから、短期的なストーリーに何もかも思えるのですが、監督の選手起用、戦術には2年先、3年先のビジョンが見えます。
その最たるものが、「一年生の起用」です。
まあ、それだけ良い選手が集まると言えばそれまでですが...
監督の思う選手像→選手の自覚→練習→試合実践→反省→コミュニケーション
このようなルーティンがとって見えるようです。
大変恐縮ですが、企業の長を務められても大成功された方だと、最近つくづく思います。
一年生の活躍もそうですが、適材適所での選手起用、監督の考えを理解している選手、スタッフ。
すべてにおいて「ものが違う」。
野球の基本は「キャッチボール」。
技術だけではなく、コミュニケーションやお父さん、お母さんに対する感謝もそうです。
「受けたら返す」「受けたら返す」のキャッチボールです。
高濱君の話しから大分それて来ましたが、とにかく、神奈川県勢史上初四期連続甲子園出場に向けて発進した横浜高校硬式野球部。
何万という高校球児の中で、最後まで勝って高校野球を終えることができるのは、たった一校です。
「勝って終える、たった一校」になってもらいたいものです。
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