2010年3月9日火曜日

今回の法改正について

先日の閣議において、廃棄物処理法法改正案について、閣議を通過いたしました。

その内容とは
①排出事業者自らの処理についての規制の強化(場外保管場所の届け出)
②廃棄物処理業にかかる欠格要件の合理化
③優良な業者育成の為の許可更新期間の特例
を柱とした、13項目について閣議を通過いたしました。

内容には諸々ご意見あるかと思いますが、業界としての意見も取り入れられ、規制一辺倒の法改正ではなく、少しはビジネスに寄った法改正とも言えると感じる。

欠格要件についても、無限連鎖による許可取り消しも大変問題視しされており、実際に廃棄物処理業に全く関連しない案件についても取消要件ともなっています。

また、建設系廃棄物の排出事業者しての解釈の一元化に向けても、今回の法改正には盛り込まれております。

しかし、収集運搬の広域輸送合理化に関する許認可申請の問題等も問題は残っており、今後の政令・省令への落とし込みについての動向を見守りたいと思います。