2010年3月5日金曜日

予算編成

現在、各企業でも我が国の国会でも次年度の予算編成に汗を流しています。何年もこの業務な携わっているベテランでさえも、次年度の予算編成は難しいと口ぐちに話します。

確かに先行きの見えない経済状況、個々の生活を充実させると言いながら遅々として進まない経済対策。しかし、泣き言ばか言っていても現況は打開出来ず、社員の生活を守り「働きがい」や「生きがい」を生みだす事は出来ません。

そもそも、予算型経営には、これだけの売上があるからこの様な支出をして、これだけ儲けよう。その儲けの中から次への投資を考え、借金を返済し、税金を払うそれでも余った分は内部留保して危機に備えたり、会社の付加価値を上げようという考えと、必ず必要な支出がいくらでそれを賄うためには、これぐらいの売上が必要と考える予算の組み方があります。

また、それには市場の現状や今後の展開や法的な新しい制限などを十分に配慮したものとなる訳です。

予算とはあくまで計画であり、計画を実行出来なければ組む必要はないのです。社としての目標はどこにあるのか?何を目指して進んでいるのか?ここが根幹であり、社員や社会、関係する全ての利害関係者に貢献する事を目的とした予算であるべきで「目論見ありき」の予算編成であってはならないはずです。

どこに行く為に次年度どの様にしていくのか?足元を見ながら固めながらの難しいものではありますが、考え方の根幹は絶対に外せない事だと考えます。

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