2010年3月22日月曜日

手順説明・訓練・教育・指示

現在当社では、「Iam...」(当社における企業活動のルール)の構築の為の諸規定の見直しや新しく必要なルールについては、制定の準備を進めています。

企業全体で必要なルールはもちろんのこと、各グループにおいてもそのグループの業務を詳細に分け、その業務にルールや手順が必要なものを抽出する作業を進めています。

勿論、既に手順化されている業務もある訳ですが、現状の業務・作業の工程に整合しているかどうかも整理して行きます。

ルール化や手順化が必要な業務・作業にその“決まりごと”が無いとどうなるのか?社員個々がその業務・作業に直面した時に、判断の基準が無いとその都度個々に判断したり、上司に伺いをしたりしなくてはなりません。

スピード感はなくなり、もちろん企業としての生産力(管理力、営業力も含めた企業として生みだす力)も低下し、結果は自ずと知れた事になります。

生産力だけではなく、安全衛生の面でも手順化が無いと定常時、非定常時の作業の対応や危険個所の限定さえも出来ません。

この手順やルール化の次に待っているのが、その手順・ルールを基本にした“訓練”になります。この訓練に教育という理屈付けをし、日々の業務に対する指示へと進みます。

この作業地味ではありますが、この作業に関わる事で必ず“仕事のスキル”は上がるし、会社全体が見える形に必ずなります。

この様な、比較的に企業として初期に出来る仕事に全社員が積極的に参加してもらいたいものです。今しか出来ない、今やっとかないといけない事の大切さを十分に理解してもらいたい。