2010年3月29日月曜日

平成22年度・新入社員のタイプは?

毎年この時期に(財)日本生産性本部より発表される「新入社員タイプ」が先日プレス発表されました。

「平成22年度・新入社員のタイプ」は『ETC型』だそうです。

『ETC型新入社員とは?』

「性急に関係を築こうとすると直前まで心の「バー」を開かないので、スピードの出し過ぎにご用心。IT活用には長けているが、人との直接的な対話がなくなるのが心配。理解していけば、スマートさなど良い点も段々見えてくるだろう。“ゆとり”ある心を持って、上手に接したいもの。」とある。

厳しい就職戦線をくぐり抜けてきた今年の新入社員は、IT活用に長け、情報交換も積極的。時間の使い方も効率的で物事をスムーズに進めるスマートさもある。また、CO2削減など環境問題への関心も深い。

また、ETCの様にドライバーと料金徴収員との会話が無くなったように、効率性を重視するあまり、直接的な人とのコミュニケーションが不足する場面もある。

故に、打ち解けて心を開くまで時間がかかる為に、性急に関係を築こうとすると直前まで「バー」を開かないので、上司や先輩はスピードの出し過ぎに注意。

理解すると仕事のスマートさやIT活用の器用さなどのメリットも見えてくるので、会社はゆとりを持って接し、永く活躍できるようにうまく育ててほしい。とネーミングの詳細を解説しています。

毎年面白い見方でネーミングしますが、ちなみに昨年は「エコバック型」でした。環境問題に関心が深く、節約志向で折り目正しい。うまく使うには大きく広げる必要がある。酷使すると長持ちしない。と言う様な解析でした。

このネーミング、多くの企業の就職・採用関係者の協力を得て特徴を検討しているそうですが、“うまいこと”付けますね。当たっているかどうかは分かりませんがね。