2010年6月13日日曜日

マーケティングの勘違い

私はの考えるマーケティングとは、「顧客を起点にした、顧客を中心とした企業全体の仕組み」と唱えます。

当社のサービス・商品を「売る」という行為ではなく、「売れる」と言う仕組みを目指すと言う事です。

「売る」ということはまさに当社側からの考えであり、「売れる」というのは顧客側から受け入れられたものであるという事です。

だから「売る」ということは「サービス・商品(つくったもの)を売る」ですから我々企業側からスタートし、反対にマーケティングは「売れるものをつくる」ですから顧客側からスタートとなるのです。

何を言いたいのか?というと、『販売』と『マーケティング』は同じ様な感覚でいますが、全く違うものですと言う事を言いたいのです。

『マーケティング』が顧客スタートの考えで『売れるものをつくる』のですから、企業活動全体において『マーケット』を意識するのであるならば「顧客にとって良いサービス・商品」を提供し続けなくてはならないと言う事です。

当社の事業であれば、「当社を使いたいと思って戴く理由を常に考える!」このことに尽きるのです。

これは、単に『営業部門』だけではなく、「生産部門」も「管理部門」も全く同じで、「当社を使いたいと思って戴く理由を常に考えていれば」業務に対する姿勢に必ず現れるはずです。

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