2010年6月12日土曜日

私たちは廃棄物処理のプロです。

「私たちは廃棄物処理のプロです。」

廃棄物処理のプロには色々な仕事があります。

その中の重要な仕事の一つが「顧客を守ること」です。

我々が規制されている廃棄物処理法は大変複雑で、解釈の難しい“規制法”です。

規制法ですから、その規制を守らなければ何らかの制裁を受けなければなりません。また、昨今は法の規制に止まらず、『社会』や『マーケット』からの退場へと追いつめられます。

ですから、「顧客を守り抜く」ことが重要なのです。

最近の廃棄物を取り巻く営業は経済不況の流れを受け、大変難しくなっています。

その流れは、「安ければいい!」的な流れになり、法順守が2番手に追いやられている現状です。

勿論、企業努力、自助努力、社内合理化を重ねて、また、合理化を生む戦略的な設備投資を行いマーケットでの競争に勝利しなければなりません。

しかし、我々業界の“安値合戦”の末路はいつも『不適正処理』にたどり着きます。

ですから、我々廃棄物処理の顧客を守る為に、時には苦言も言わなくてはいけません。その事を当社の社員にはしっかりと教え込みたいと思います。

顧客にとって危険なリスクはプロのアドバイスとしてするべきです。

私が言っているのは安いから不適正処理と言っているのではなく、廃棄物処理法から逸脱した処理が不適正処理だと言っているのです。

当社は「企業倫理ヘルプライン」を5月1日より採用し、7月1日より運用開始します。

自身の襟を正し、広く皆様のご意見を頂戴します。しかし、明らかな違法行為や、営業妨害については徹底的に戦う宣言もします。

「昔はプラックゾーンに利益があり、現在は、限りなく透明な企業に利益があるはずです。」

当社の社員は、自信をもってこの事を「廃棄物処理のプロとして」発信してもらいたいと思います。

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