2010年7月10日土曜日

環境融資

週刊ダイヤモンド7/17号のクローズアップ記事
「環境融資で焦げつきが多数発生、幕引き図る三菱東京UFJの責任」と掲載されています。


同銀行が鳴り物入りでスタートさせた「環境融資室」が廃止された裏側を鋭く抉っています。

「環境融資」という新分野において、産業廃棄物処理業者やリサイクル業者への融資を中心に順調に残高を伸ばして来たが、同行の事前の審査体制のゆがみにより、多数のトラブルや焦げつきを発生させた経緯を追いかけています。

我々業界はほとんどの企業が中小零細です。金融機関はそんな業界にとって大変重要なビジネスパートナーであり、重要なステークホルダーです。

ですから当社においても、種々の報告を丁寧に行っており、絶対に虚偽の報告は致しませんし、隠すことはしません。

しかし、この様な形で「また産廃業者?」「環境と言えば聞こえはいいが」的に一緒に扱われるのは困ったものです。「環境融資」も当初の目的をしっかりとした事前審査体制を図っていてくれたら、この様にはならなかったはずです。

今後、環境技術による経済の押し上げを図ろうとする我が国、この様な事例は極一部である事を金融機関も認識していただき、真正面から「環境ビジネスの成長と産業の認知」に挑む企業を是非継続して支援戴ければと思います。

0 件のコメント: