2010年7月21日水曜日

中国の子ども教育

以前、1980年以降に生まれた若者を「80後」(バーリンホー)と呼ぶというブログを書いた事がありましたが、時代は既に「90後」(チューリンホー)、「00後」(リンリンホー)と呼ばれる世代へと移っています。

中国では、「80後」世代の若者を「怠け者」と揶揄し、「90後」世代は「しっかり者」とされているようで、中国の急速な成長の中で、競争社会を生き抜いてきた、現代中国の「申し子」と言えるようです。

さらに、現代の「00後」は、日常学校に通う以外に「英語の家庭教師」「塾通い」「たくさんの宿題」と徹底した教育で、学校内の競争も激しく、席順や委員会の肩書きに至るまで、全て成績順になっているそうです。

その様な厳しい環境での教育を受けさせる親は、「昔なら日本の教育が素晴らしかったが、日本の教育はゆとり教育だから、世界に通用しない。」さらに、「中国の私立学校でついて行けなかったら日本人学校な転入させる。」とまで話しているようです。

日本の教育と中国の富裕層の教育。何年か後には必ずその差が目に見えて分かるのでしょうね。

恐るべき「中国」教育の一面でした。