ここ数日、新入団選手の入団発表が各球団で行われています。
ふと、自身の入団時を想い出します。
私の時のドラフト1位は首都大学リーグ東海大学のエース高野光さんでした。2位が後にブンブン丸として活躍する池山内野手、3位は一昨年まで野村楽天のヘッドコーチを務めた橋上外野手など、結構当たり年と言われた年でした。
当時はドラフト外入団という制度もあり、その中に私もいましたし、テレビ解説でも活躍中の栗山英樹さんもいました。
当時、高卒3年で目が出ないとクビと言われた時代、高卒同期で入団した、池山、橋上、桜井(4位)、藤枝と全員1軍に上がったのも珍しいといえば珍しいと思います。
もちろん、この4人の中で一番成績が残っていないのは私ですが...
ドラフト上位の新人に比べ、ドラフト外というと紹介される場面も写真を撮るにも端っこで肩身の狭い思いをしたものです。
大学へ進み、将来母校の指導者になるというレールがひかれていた私が、家庭の事情でブロ野球に入る様になった訳で、高校時代は父親の性の「後藤慎治」。入団発表の時は、母親の性「藤枝慎治」ですから、ユニフォームの背中のネームも「FUJIEDA」になっていました。
18歳の九州の田舎の少年でしたから、そんなこんなで不安な入団発表であったことは間違いありません。今でも脳裏に鮮明に残っています。
そんな少年が、27年後にこのようなブログを書いてるわけですから、人生とは不思議なものですね。
さて、私の話しはこれ位にしまして、新入団された選手たちの活躍を期待して、球春の訪れを野球ファンの皆さんと一緒に待ちましよう。
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